Column
お役立ちコラム
動ける体は、人生の資産― 今を犠牲にしない生き方 ―
「ピラティスって、ちょっと高いし、もったいないかも。」
そう感じたことがある方も、少なくないのではないでしょうか。
実はこの感覚、とても自然なものだと思います。
運動は他にも方法がありますし、今すぐ困っていない体にお金をかけることに、迷いが出るのは当たり前です。
私自身も、ピラティスを始めたばかりの頃は
「本当に必要なのかな?」
「今じゃなくてもいいのかもしれない」
そんなふうに感じていました。
新しい年が始まると、
「今年は何を始めよう」
「何を頑張ろう」
そんなことを考える機会も増えます。
でも、その前に一度だけ立ち止まって、考えてみてほしいことがあります。
1. 動ける体は、人生の資産
それは、体が動く“今”を、どう使って生きていきたいかということです。
私自身、フリーランスとして働き、スタジオを立ち上げてからのこの2年間、「今働けるうちに働いておかないと」という気持ちで走り続けてきました。
止まることが、少し怖かったのだと思います。
そんなときに出会ったのが、「将来のために、今しかない時間を削りすぎていないだろうか?」という問いでした。
将来の不安のために、人生の貴重な時間を犠牲にしていないか。
この問いをきっかけに、私は「お金」や「時間」だけでなく、体の状態を軸に、人生を考えるようになりました。
ピラティスの仕事をしていて、日々感じることがあります。
健康は、あるうちは意識されにくい。
でも失い始めると、人生の選択肢に大きく影響してくる。
体が動けば、行ける場所も、できることも、まだまだ増えていきます。
けれど、体に不調があると、選びたくても選べないことが増えていきます。
健康が理由で、 「本当はやりたいこと」を諦める人生。
それは、できれば選びたくない生き方です。
もうひとつ、大切だと感じているのは、今の自分の体を、正しく把握できている人は意外と少ないということです。
若い頃の感覚を引きずったまま、
「まだ大丈夫」
「前と同じようにできる」
そう思ってしまう。
そのズレが、無理やケガにつながることもあります。
ピラティスは、鍛えるための時間というより、今の自分の体を正しく知る時間だと感じています。
体が整ったからといって、人生が派手に変わるわけではありません。
でも、
疲れにくくなる。
回復が早くなる。
動くことが怖くなくなる。
そうして、「できること」が少しずつ増えていく。
健康は、人生を一気に変えるものではなく、人生を静かに、確実に変えていくものだと、私は多くの方の体を通して感じています。
動ける体は、人生の資産。
それは、特別なことをするためだけのものではありません。
自分の足で歩くこと。
近所のカフェでゆっくり過ごすこと。
家族と出かけること。
そんな何気ない日常を、無理なく続けていくための土台です。
2. インスタLIVEアーカイブはこちら♪
今回のテーマについては、インスタLIVEの中で、もう少し個人的な体験や、言葉にしきれなかった感覚も含めてお話ししています。
文章では伝えきれない声の温度や、間(ま)も含めて、もしよければLIVEアーカイブをご覧ください。