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お役立ちコラム
インスタLIVE 前ももが張る人の共通点
前ももがいつもパンパンになる。
歩くだけで疲れる。
ストレッチしても、すぐ戻ってしまう。
その原因は、筋肉そのものではなく、 「日常の使い方のクセ」 にあります。
今回は、Instagram LIVEでお伝えした「前ももが張りやすい人の共通点」を、文章としてわかりやすくまとめました。
アーカイブでは “動きながら理解” できるので、気になる方はこちらもあわせてご覧ください。
1. 前ももが張る本当の原因
前ももの張りは、次の3つのクセの積み重ねで起こります。
① 股関節がうまく使えていない
股関節が動かないと、脚を上げる時に前ももが “代わりに働きすぎる” 状態になります。
② お尻・裏ももが働いていない
立つ・歩く・階段を上がる。
これらは本来、大殿筋とハムストリングの役割。
ところが、これらがサボると前ももが負担をすべて引き受けてしまいます。
③ 骨盤の角度が崩れている(前傾・後傾)
反り腰(前傾)も、スウェイバック(後傾)も、どちらに崩れても重心が前ももへ。
結果、前ももはずっと張りやすくなります。
2. 前ももが張りやすい人の共通点
当てはまったら要注意です。
✔ 骨盤の向きが安定していない
前傾・後傾のどちらも、前ももに体重が乗りやすく、張りが続きます。
✔ お尻が使えていない
片足立ちが安定せず、歩くたびに太もも前が “踏ん張る形” に。
お尻が働かない=前ももが代わりに頑張る構造です。
✔ 膝から歩いてしまう
歩幅が小さい。
ペタペタ歩きになりやすい。
これらの方は「股関節」ではなく、「膝だけ」で前へ進むクセがあり、前ももが主役になり続けます。
✔ 膝をロックして立つ
キッチンでお腹が前に当たる。
前重心になりやすい。
そんな方は、膝をロックして立つクセが強く、大腿四頭筋がずっと緊張したままです。
✔ ストレッチ“だけ”で終わる
ゆるめても、
・骨盤の位置
・重心
・動き方
が変わらないと、前ももはすぐ戻ります。
改善の正しい流れは「ゆるめる → 正しく使う → 習慣にする」です。
3. 日常で張りを強めてしまうクセ
普段の中に “張りやすくなる動作” は潜んでいます。
■ 内またで立つ/歩く
股関節が内にねじれ、前ももが過剰に働きます。
■ 座りっぱなし・立ちっぱなし
骨盤が後ろに倒れ、お尻と裏ももが休んでしまうため、立つ瞬間に前ももが全担当に。
立ちっぱなしでも同様に、重心が前にずれると前ももが過活動になります。
■ 階段を“太ももで”上る
脚を上げる動きばかりに意識が向くと、前もも主体の登り方になり、張りやすくなります。
正しくは股関節を曲げて → お尻で押し上げる動き。
4. 今日からできる改善ポイント(概要のみ)
ここからは “まず最初に取り入れたい要点” をまとめます。
詳しい実践はアーカイブで解説しています。
✔ 前ももを軽くゆるめる
(ストレッチは軽くでOK)
✔ 立つ時の重心を整える
かかとを軽く寄せる+ 下腹をふわっと引き込む
✔ 歩く時は「膝」ではなく「股関節から」
太ももを持ち上げるのではなく、股関節を折る感覚で脚を出す。
✔ 階段は“押す動き”
太ももで持ち上げるのではなく、お尻で押す意識に切り替える。
5. まとめ
前ももの張りは、 “使い方” が変われば確実に変わります。
文章では伝わりにくい部分も多いため、アーカイブでは実際の動き方を見ながら理解できます。
ぜひ一緒に整えていきましょう。