「ピラティスはマシンじゃないと変わらない」と思っていませんか。
実は、インストラクターである私自身、マシンの上よりも床の上で動いている時間の方が長いです。
いわゆる「マットピラティス」を大切にしています。
なぜかというと、とてもシンプルで現実的な理由です。
私たちの日常に、マシンはありません。
週に1回、1時間だけマシンに乗って体を整えても、それ以外の時間の体の使い方が変わらなければ、元に戻ってしまいます。
体が変わるかどうかは、「何をするか」よりも「どう使えるか」が大きく関わっています。
だからこそ、道具に頼らず、自分の体をどうコントロールするかを身につけることが大切です。
マットでの動きは、一見シンプルに見えます。
ですがその分、ごまかしが効かず、自分の体のクセや使い方がそのまま表れます。
ここを丁寧に整えていくことで、日常の立ち方や歩き方が自然と変わっていきます。
その積み重ねが、姿勢や体のラインの変化につながります。
もちろん、マシンが必要ないというわけではありません。
マシンには、体をサポートしたり、感覚をつかみやすくする役割があります。
ただし、それだけに頼ってしまうと、「その場だけ整う体」になりやすいです。
マシンで整えた感覚を、日常でも再現できることが大切です。
特別な道具がなくても、体は変わります。
まずは、自分の体をどう使っているのかに気づくことから始めてみませんか。
小さな変化の積み重ねが、確実に体を変えていきます。