Column
お役立ちコラム
年齢のせい、じゃなかった
あるお客さまが、こんな悩みを抱えていました。
肩こりや首の重だるさが慢性化し、仰向けで寝るのもしんどい毎日。
腰や背中も常に張っていて、家事や洋裁、そしてお孫さんのお世話をすると、一気に疲れが出てしまう状態でした。
はじめてご相談いただいたとき、その方はこう言いました。
「整骨院には通っているけれど、その時は楽でもまたすぐ元に戻るんです。根本から変えないといけない気がしていて…」
以前は、朝起きるのがつらい毎日だったそうです。
肩と首は “うっとおしい”と感じるほど凝っていて、頭痛が出ることもあり、 細かい作業をすると指先までこわばる。
姿勢も猫背気味で、
「体幹がなくなった気がする」
「年齢とともに衰えていく一方なのかな」
そんな不安も抱えておられました。
それが――

1. 65回セッションのビフォーアフター!




セッション中の、ほんのひとつの動き。
たった十数秒の動きで、身体が変わるのを実感されました。
「え、今何をされたんですか?」
そう驚かれるほどの変化が、その場で起きたのです。
仰向けで寝るのがつらかった身体が、マットに自然と背中がつき、座っている姿勢も “楽にきれい”に。
セッションの翌日は、
「歩くのが楽」
「足の裏が使えている感じがする」
そんな感覚を初めて味わわれました。
続けていく中で、肩や背中の張りが減り、指先のこわばりもなくなり、ペットボトルのふたを開けたり、洋裁の細かい作業もスムーズにできるように。
さらにこの方は、セッションで行った動きを、日常生活の中でもこまめに取り入れる工夫をされるようになりました。
毎朝、毎晩、また少し体がこわばってきたな、疲れてきたな、そう感じたタイミングで、
「教えてもらったあの動き」を自分でやってみる。
それを繰り返すうちに、自分なりの“整え方”がなんとなくわかってきたとお話しくださいました。
ピラティスを始めてから、日常で体を動かすことが自然と習慣になり、自宅でも少し時間があれば
ストレッチポールに乗るなど、無理のない形で身体を動かすように。
「少しでも動かすと、 一日中、楽に動ける」
そんな感覚にも気づかれたそうです。
お孫さんのお世話で何日も動き回っても、以前のように寝込むことがなくなり、
「疲れても、回復できる身体になった」
そう実感されるようになりました。
お子さんやお孫さんを交えた三世代での旅行でも「お母さん、元気だね」と声をかけられることが増えたそうです。
お子さんからも「お母さん、若返ったね」と嬉しい一言。
忙しい日が続いても、 「案外、元気かも」と感じられる日が多くなりました。
本当に、ピラティスのおかげですと、笑顔で話してくださいました。
また、身体が冷えにくくなり、足先の冷たさも以前より気にならなくなりました。
肩の緊張も抜け、何もしていなくても身体に入っていた力みが取れ、今は良い意味で脱力できる状態を
保てているそうです。
そして、自分で整えられるようになってきた今でも、「やっぱり、ここで見てもらうのは別格」
そう感じておられます。
やはり週に一度、定期的にセッションで身体を見てもらうことの大切さを実感されているからこそ、安心して日常を動ける身体が保てているのだと思います。

この方の変化を見て、改めて感じたのは、身体は、年齢ではなく“使い方”で変わるということ。
痛いところだけをどうにかするのではなく、呼吸・姿勢・体のつながりを整えることで、日常そのものが楽になっていく。
日常の中で頑張りすぎたあとも、ピラティスで整える時間を大切にしてこられたこと。
その積み重ねが、疲れても回復できる体や姿勢の変化につながりました。
セッションだけで終わらせず、 「ちょっと動いてみよう」と日常に活かされていたのが、とても素敵です。
頻度ももちろん大切ですが、「日常への取り入れ方」も同じくらい大切です。
整え方を知ることは、毎日を安心して動ける力になります。
「もっと早く来たらよかった」
そう言っていただけたことが、私にとっても大きな励みになりました。
もし今、疲れやすさや不調を 「年齢のせい」と片づけていたとしたら、身体はまだ、ちゃんと変われます。
一歩ずつ、一緒に整えていきましょう。