Column
お役立ちコラム
腹筋をすると、なぜ首や肩が疲れるのでしょうか
腹筋運動をしているのに、お腹より先に首がつらくなる。
腕を動かしていると、いつの間にか肩がすくんでいる。
そんな経験はありませんか?
一生懸命動いていても、効かせたい場所とは違うところばかりが疲れる場合、いつもの「身体の使い方のクセ」が動きに表れているのかもしれません。
身体には、それぞれ無意識に繰り返している動き方があります。お腹で支えたい場面で首に力が入る、腕を上げるときに肩まで持ち上がるといった反応も、その一例です。
そして、そのクセはエクササイズのときだけに現れるものではありません。立つ、座る、歩く、荷物を置く、着替える。何気なく行っている日常動作にもつながっています。
マットでもマシンでも、身体のクセはついてきます
「マシンピラティスなら自然に正しく動ける」「マットピラティスなら身体のクセがなくなる」というわけではありません。
道具が変わっても、動かすのは自分の身体です。そのため、普段の使い方のクセは、マットでもマシンでも動きの中に表れます。
大切なのは、マットとマシンのどちらが正しいかを決めることではなく、今の自分がどのように身体を使っているのかを知ることです。
私がマットピラティスを土台として大切にする理由
私は、自分の身体を自分で支えながら動くマットピラティスを、ひとつの土台として大切にしています。
マットの上では、自分の身体の重さや床から受ける力を感じながら動きます。
シンプルに見える動きでも、どこで支えているのか、どこに余計な力が入っているのかが表れやすく、自分の動き方に気づくきっかけになります。
ただし、必ずマットから始めるという意味ではありません。身体の状態や目的によっては、マシンのサポートを借りながら動きを確認することもあります。
マシンのスプリングやペダルから受けるサポートによって、マットでは分かりにくかった感覚をつかみやすくなることもあります。
マットとマシンは対立するものではなく、その方の身体に合わせて使い分けるものだと考えています。
目指すのは、レッスン中だけきれいに動くことではありません
レッスン中にきれいな形をつくることだけが、ゴールではありません。
エクササイズの中でつかんだ感覚を、立つ、座る、歩くといった、いつもの生活でも無理なく使えるようにすること。そこまでつながってこそ、身体の変化を日常の中で育てていけます。
マットか、マシンかではなく、身体の変化を日常までつなげられるか。
私が大切にしているのは、そこです。
自分の身体のクセを知ることから始めてみませんか
同じ「首がつらい」「肩がすくむ」という悩みでも、身体の状態や動き方は一人ひとり異なります。
日常の動作を見直したい方、自分では気づきにくい身体のクセを知りたい方は、ぜひセッションへお越しください。
今の身体の使い方を一緒に確認しながら、ご自身に合ったマットピラティスとマシンピラティスをご提案します。
※運動中に強い痛みがある場合や、痛みが続く場合は無理に動かさず、必要に応じて医療機関へご相談ください。