Column
お役立ちコラム
変わった背中。広がった楽しめる時間。|ピラティス127回の軌跡

あるお客さまが、こんな悩みを抱えていました。
背中が痛くて、肩も首も重く、体を起こしているだけで疲れてしまう。
横になって過ごす時間が増え、以前のように外へ出かけることも少なくなっていたそうです。
もともとは、体のために歩くことを続けていたその方。
けれど、膝の痛みから歩く距離を短くし、やがて歩きに出ること自体から遠ざかっていました。
少しでも楽になりたくて、リハビリやマッサージ、鍼も受けていました。
そのときは楽になっても、翌日にはまた背中が痛くなることがあり、つらさを繰り返していたそうです。
以前は毎日作っていても嫌ではなかった料理まで、背中の痛みで苦痛に感じるようになっていました。
手足の冷えも強く、体のしんどさを感じながら過ごす日々。
その頃のお気持ちを、「自分の身体を持て余しています。」と伝えてくださいました。
「もう少し元気になりたい。」という願いと、「以前のように活動的になりたい。」という思い。
リハビリやマッサージに加えて、自分でも体を動かした方がよいのではないかと考え、ホームページでMaipilatesを見つけてくださいました。
今の状態から抜け出したいという切実な思いを抱えて、初めてのピラティスが始まりました。
それが、、、

1. 127回セッションのビフォーアフター!



少しずつ体を動かすうちに、背中の痛みが和らぎ、楽に感じられる日が増えていきました。
家の中で動いたり、外へ出かけたりする時間も、少しずつ戻ってきました。
最初はなかなか覚えられなかったエクササイズも、繰り返すうちに、ご自宅で取り組めるものが増えていったそうです。
呼吸に向き合った日には、いつもの呼吸との違いにも気づかれました。
「今までは口でふぅ〜と言いながら吐いていたけど、今日はお腹から吐ける感じがあった!」。
呼吸の仕方を変えるだけでも、体がこんなに楽に感じられる。
その驚きも、ご自身の体を知っていくきっかけになりました。
背中の痛みが和らいでくると、以前はすぐに座りたくなっていた立ち姿勢も、楽に感じられるようになりました。
肩まわりのつらさも気になりにくくなり、眠れるようになったと教えてくださいました。
以前は強く感じていた手足の冷えも、前ほど気にならなくなったそうです。
寒い時期にたくさん使っていたカイロも、以前ほど使わずに過ごせるようになりました。
そして、日常にも嬉しい変化がありました。
お孫さんと一緒に出かけたり、旅行や買い物を楽しんだりと、活動的に過ごせる日が増えていったのです。
畑仕事の後も、以前のような筋肉痛や疲れを感じず、元気に過ごせることが嬉しいと話してくださいました。
ある日、以前の日記を読み返すと、そこには「しんどい、疲れた」と書かれていることが多かったそうです。
今は、以前ほど疲れを感じずに過ごせていることが、とても嬉しいとのことでした。
ご自身で体をほぐしたり、教わった動きを試したりする中で、長い時間をかけてほぐさなくても過ごせるようになったという変化もありました。
その方は、ピラティスに通っていなかったら、ブロック注射や病院通いをもっと続けていたと思う、とご自身の歩みを振り返っていらっしゃいました。
今も痛みや重だるさが出る日はありますが、ご自宅でのケアやセッションを通して、楽に感じられることが増えたそうです。
写真を見比べたときには、背中や立ち姿の変化にも喜ばれていました。
お風呂の鏡でも、お尻が上がったことをご自身で感じられ、まだ体が変わっていることが嬉しいと教えてくださいました。
「変わってて嬉しいし身体が楽になるのが何より嬉しい。」
これからも体と向き合い、続けていきたいという思いを伝えてくださっています。
こちらのお客さまの変化を見て、私が嬉しかったのは、姿勢の変化とともに、日常を楽しむお話が増えていったことでした。
横になって過ごすことが多かった日々から、お孫さんとの外出や、畑仕事の後の時間まで楽しめる日々へ。
体が楽になることは、その方が大切にしている時間を、もう一度楽しめることにつながるのだと感じました。
以前の日記にあった、しんどい、疲れたという言葉。
その頃と今との違いを、ご自身で感じられたことも、大きな変化だと思います。
ご自宅でできることが増えていくのは、体のしんどさを抱える中での安心にもつながるのではないでしょうか。
そして、まだ体が変わっているという実感が、これからも動いていきたいという希望につながっているように感じます。
私も、写真に写る姿だけでなく、その先にある暮らしや気持ちの変化まで、大切に受け取っていきたいと思います。

体のためにいろいろ試しているのに、しんどさが繰り返される。
以前はできていた家事や外出が負担になり、自分の体をどうしたらよいのかわからなくなる。
そんな思いを抱えている方にとって、このお客さまの歩みは、ひとつの希望になるのではないかと思います。
最初から、たくさん動けなくても大丈夫です。
少し楽に立てた、背中を伸ばすと気持ちよかったという、小さな感覚から始めてみてください。
大切な人と出かけたい、好きなことを楽しみたいという願いも、ご自身の体に目を向けるきっかけになります。
あなたも今の体に合う小さな一歩から、少しずつ始めてみませんか。

