Column
お役立ちコラム
肩が開くと、印象が変わる
あるお客さまが、こんな悩みを抱えていました。
体を動かす習慣はあるのに、思うように体が変わらない。
これまでにも、ピラティスやトレーニング、オンラインでの運動、ボールを使ったほぐしなど、体のためにいろいろなことを試されていました。
何もしていなかったわけではありません。
むしろ、変わりたい気持ちがあったからこそ、ご自身なりに動き続けてこられた方でした。
けれど、その中で「効果があるのかはわからない」と感じることもあったそうです。
頑張っているのに、どこが変わっているのか分からない。
動いているのに、自分の体に合っているのか分からない。
日常生活で何を意識したらいいのか分からない。
そんな迷いが、体の悩みと一緒に積み重なっていたように感じました。
体型のお悩みとしては、お腹まわりや二の腕、わきのあたり、肩まわりが気になる状態でした。
年齢を重ねる中で、以前より体のラインが変わってきたように感じる。
お風呂でふと自分の体を見たときに、肩や背中、二の腕が気になる。
好きな服を楽しみたい気持ちはあるのに、二の腕やわきまわりが気になってしまう。
そんな日常の中の小さな引っかかりが、少しずつ心にも残っていたのかもしれません。
その方は、女性らしく引き締まった体になりたいという思いをお持ちでした。
ただ細くなりたいというより、好きな服を心地よく着たい。
鏡を見たときに、少し嬉しくなれる体でいたい。
年齢のせいだから仕方ないとあきらめるのではなく、まだ変われるなら変わりたい。
そんな前向きな気持ちも、静かに伝わってきました。
一方で、腰への不安もありました。
以前、運動を頑張りすぎたことがきっかけで、腰に強い痛みを感じたことがあったそうです。
今も腰が重だるく感じる日があり、また強い痛みになったらどうしようという不安もありました。
体を変えるために動きたい。
でも、動き方によっては腰が不安になる。
その間で、慎重になってしまう気持ちもあったのではないかと思います。
さらに、下を向いたり上を向いたりする動きで気分が悪くなりやすいこともありました。
後ろに反る動きや、頭が逆さまになるような動きには苦手意識がありました。
だから、この方にとって必要だったのは、たくさん動くことではありませんでした。
苦手な動きを無理に頑張ることでもありませんでした。
まずは安心して動けること。
自分の体に合う動き方を知ること。
そして、頑張り方を増やすよりも、体の使い方を見直していくことが大切でした。
ご来店のきっかけは、大切な方からのご紹介でした。
以前から知ってくださっていたものの、すぐに来られたわけではなく、時間を経て足を運んでくださいました。
いろいろ試してきたけれど、日常で何を意識すればいいのか分からない。
体型も気になるけれど、腰の不安もある。
そんな思いを抱えながら、Maipilatesに来てくださいました。
それが、、、

1. 5回セッションのビフォーアフター!



セッションでは、無理に大きく動くことよりも、その方が安心して動ける範囲を大切にしました。
苦手な動きは避けながら、体がふっとゆるむところを探していきました。
頑張って力を入れるのではなく、体が自然に動きやすくなる感覚を一緒に見ていきました。
体の一部分だけを変えようとするのではなく、足元や骨盤まわり、肩まわりまで、全体のつながりを見ながら整えていきました。
その中で、肩まわりや股関節の動きに変化が見られました。
ご本人も、ビフォーアフターのお写真を見て、変化していることを実感してくださいました。
セッション後には、腰が軽く感じられた日がありました。
肩が開いた感覚もありました。
鎖骨が見えるように感じられたことも、ご本人にとって嬉しい変化でした。
二の腕やわきまわりが気になっていたその方にとって、肩が開くことや鎖骨まわりの印象が変わることは、小さくない喜びだったと思います。
体の変化は、数字だけで分かるものではありません。
鏡を見たときの印象。
服を着たときの感覚。
写真で見たときの姿勢の違い。
そうした小さな変化の積み重ねが、自分の体への見方を少しずつ変えてくれます。
以前は、気になるところをボールでゆるめたり、ご自身でケアを工夫されたりしていました。
その積み重ねに、今の体に合う動き方が加わったことで、腰の軽さや肩まわりの変化を感じられるようになっていきました。
今回の変化から、ゆるめることも、鍛えることも大切にしながら、その方の体に合う形で整えていくことの大切さを感じました。
体に合う動き方を知ることで、腰が軽く感じられる日がある。
肩が開いて、上半身の印象が変わる。
写真を見て、自分の変化に気づける。
そのひとつひとつが、安心した気持ちや、嬉しかった瞬間につながっていきます。
また、その方は「呼吸がずっと浅いと感じている」と話されていました。
体が緊張していたり、肩まわりが固まりやすかったりすると、呼吸も浅く感じやすくなります。
だからこそ、力を抜いて動ける時間は、体だけでなく気持ちにも余白をつくってくれるように感じます。
腰の不安があると、動くことに慎重になります。
体型が気になると、鏡を見るたびに少し気持ちが沈むこともあります。
でも、変化を写真で見られたとき、自分の体はまだ変われるかもしれないという希望が見えてきます。
その気づきは、体を整えるうえでとても大切な一歩だと思います。

このお客さまの変化を見て、私は改めて、体を変えることは頑張りを増やすことだけではないと感じました。
その方は、これまでにも体のためにできることを探しながら、たくさん行動されてきました。
その積み重ねがあったからこそ、今回の小さな変化にも気づくことができたのだと思います。
これまでの努力に、今の体に合う動き方が加わり、少しずつ体が応えてくれました。
体は、正しい方向に少しずつ導いてあげると、思っている以上に素直に変化を見せてくれることがあります。
肩が開く。
腰が軽く感じる。
鎖骨まわりの印象が変わる。
写真で見て、自分でも変化に気づく。
その小さな実感が、心の中に安心をつくります。
今回の変化は、写真に写る姿勢の変化だけではなく、ご本人が自分の体に気づけたことにも大きな意味があったと思います。
自分の体を見たときに少し嬉しくなれることは、日常の中でとても大きな意味を持つのだと思います。
好きな服を着るときの気持ち。
鏡の前に立つときの気持ち。
動くことへの不安が少し軽くなる感覚。
そういう小さな心の変化こそ、体を整える意味なのだと感じました。
運動をしているのに、思うように体が変わらない。
お腹まわりや二の腕、わきまわりが気になって、年齢のせいかなと感じている。
腰に不安があって、動きたいのに思いきり動けない。
何を意識したらいいのか分からず、自分の体が思うようにならないと感じている。
そんな方にこそ、このお客さまの変化はひとつの希望になると思います。
体は、無理に追い込まなくても変化を感じられることがあります。
痛いほどほぐさなくても、強く頑張り続けなくても、自分に合う動き方を知ることで楽に感じる日が増えることがあります。
同じように頑張っているのに変わらないと感じている方にこそ、まずは自分の体の使い方を見直す時間を届けたいです。
今の体を責めなくて大丈夫です。
体が硬いからだめなのでも、年齢を重ねたから遅いのでもありません。
今の体を知ることから、変化はやさしく始まります。
肩が少し開く。
腰が少し軽く感じる。
鏡を見たときに、前より少し嬉しくなる。
そんな小さな変化が、明日の自分を支えてくれます。
私も少し始めてみようかなと思えたその瞬間から、体も心もやさしく変わりはじめます。