「全身がキツい=効いている」
そう思っていませんか。
ピラティスをしていて、全身が疲れきると「やり切った」と感じることがあります。
私自身も、以前はその感覚を大切にしていました。
しっかり動いた。
しっかり疲れた。
だから効いているはず。
そう思っていたのです。
ですが、それは必ずしも「正しく使えている状態」とは限りません。
ただ力任せに動いているだけ。
必要以上に力が入っているだけ。
そんな状態になっていることも少なくありません。
ピラティスで本当に大切なのは、どれだけ疲れたかではなく、どれだけコントロールできたかです。
無駄な力みを抜いて、必要な筋肉だけを使う。
シンプルですが、とても繊細で難しいことです。
見た目には大きな動きがなくても、内側ではしっかりと働いています。
この「正しく使う感覚」が身についてくると、セッション中だけでなく、日常の姿勢や身体の使い方まで自然と変わっていきます。
立ち方や座り方。
歩き方や呼吸の仕方。
何気ない日常の動きが変わることで、身体は少しずつ整っていきます。
つまり、ピラティスの本当の価値は「その場の1時間」ではなく、「日常の過ごし方が変わること」にあります。
その積み重ねが、将来の身体を大きく変えていきます。
動画は、私自身が先生のセッションを受けている様子です。
インストラクターであっても、自分では気づけない身体の癖があります。
だからこそ、第三者に見てもらい、ミリ単位で修正してもらうことがとても大切です。
そうした積み重ねが、無理なく自然に動ける身体づくりにつながっていきます。