Column
お役立ちコラム
一生この足のだるさと付き合うと思ってた
あるお客さまが、こんな悩みを抱えていました。
「以前は一晩眠れば回復できていたのに、最近は朝になっても身体の重だるさが残るようになっていました。」
接客のお仕事で一日中立っていると、夕方には足がずっしり重たくなり、家に帰る頃には心までぐったりしてしまう日々だったそうです。
朝起きた瞬間から足が重く、「今日もこの足で一日立つのか」と感じる日もありました。
立ち仕事の途中で、知らないうちにどこかにもたれてしまうこともありました。
「まっすぐ立つって、どういうことなのかわからなくなっていて。」
姿勢を良くしようとすると、お腹が苦しくなったり、肩に力が入ったり、呼吸がしにくくなったりしていました。
猫背を直したいと思って背中を寄せても、それが本当に正しい姿勢なのかはわからなかったそうです。
「気をつけているつもりなのに、気づいたらまた猫背になっているんです。」
足のむくみや重だるさもあり、太ももや下半身のラインも気になっていました。
以前は山登りを楽しめていた時期もあったそうですが、最近は身体が鈍ってきた感覚があり、筋力の低下も感じていました。
出かけることさえ少し億劫になり、行動範囲も少しずつ狭くなっていたそうです。
仕事から帰ると、まず横になりたい気持ちが強く、ご飯を丁寧に作る余裕もなくなっていました。
「本当は、ちゃんとご飯も作りたいんです。」
「でも帰ると疲れてしまって、だらけてしまうんです。」
身体の疲れが、日々の暮らしの小さな楽しみまで奪っているようでした。
これまでにも、身体をどうにかしたいという思いはありました。
ずっと前にピラティスの本を買ったこともあり、ピラティスへの憧れもあったそうです。
実際に別の場所でマシンピラティスのグループレッスンを体験されたこともありました。
けれど、周りについていくことが難しく、場所も遠く、続けるイメージが持ちにくかったそうです。
整体やマッサージに行くこともありましたが、その場では楽になっても、足のだるさやお尻の痛みがまた戻ってくる感覚がありました。
「この足のだるさとは、一生付き合っていくのかなと思っていました。」
そんな中で、近くで通いやすく、自分の身体を丁寧に見てもらえそうだと感じて、こちらのスタジオにお越しくださいました。
職場の方がピラティスで姿勢がきれいになっていたことも、背中を押すきっかけになったそうです。
最初にお話を聞いたとき、その方の中には「疲れにくい身体を作りたい」という切実な願いがありました。
それは、ただ姿勢をきれいに見せたいということだけではありませんでした。
もっと軽やかに動きたい。
仕事の後も、自分の暮らしを大切にしたい。
出かけることを楽しめる自分に戻りたい。
そんな想いが、言葉の奥ににじんでいました。
それが、、

1. 30回セッションのビフォーアフター!



セッションを重ねる中で、まず変わっていったのは「立つこと」の感覚でした。
最初は、正しい姿勢を取ろうとすると力んでしまっていた身体が、少しずつ無理なく立てるようになっていきました。
足の裏が床に触れている感覚がわかるようになり、ただ立っているだけでも以前より楽になっていきました。
「立つのも座るのも、すごく楽です。」
初回のセッション後には、そんな嬉しいお声もありました。
足のストレッチや呼吸の練習を続ける中で、立ち仕事中のつらさも少しずつ変わっていきました。
いつもなら立っているだけでしんどかった時間が、以前より楽に感じられるようになりました。
朝起きた時に感じていたお尻の痛みも、気づけばなくなっていました。
「毎日、すごく快適に生活できるようになりました。」
その言葉を聞いたとき、身体が楽になることは、日常の安心につながるのだと改めて感じました。
呼吸にも大きな変化がありました。
以前は、気づかないうちに呼吸が止まっていたり、深く吸おうとしても背中が硬くて空気が入りにくい感覚がありました。
でも、呼吸の仕方を知り、背中や肋骨が動く感覚がわかるようになると、呼吸がただの動作ではなく、自分を整える時間に変わっていきました。
「呼吸を意識すると、精神的に落ち着くことがわかりました。」
仕事で相手の感情が高ぶる場面でも、以前より冷静に対応できたそうです。
足と呼吸を知っただけでも、ここに通う価値があったとお話しくださいました。
身体の変化は、生活の変化にもつながっていきました。
以前なら忙しい日が続くと、仕事終わりにはフラフラになっていたそうです。
けれど今は、忙しい時期でもヘトヘトになりすぎず、元気に過ごせる日が増えていきました。
遠方への出張や移動が続いても、以前ほど体力の低下を感じにくくなりました。
階段を上る時も、身体の使い方を少し意識するだけで、すーっと上れる感覚が出てきました。
歩く時も、ただしんどい移動時間ではなく、身体に意識を向ける時間に変わっていきました。
「駅から家までの道のりが、前は遠く感じていたんです。」
「でも今は、脚を使える時間だと思えるようになりました。」
その変化は、とても大きなことだと思います。
以前は、疲れたらとにかく寝ることで回復しようとしていたそうです。
でも今は、動く時間を少し取ったり、呼吸を整えたり、歩き方に意識を向けたり、自分の身体に目を向けられるようになりました。
やらなくてよくなったことも増えていきました。
しんどくなるたびに病院やケアに頼る回数も、以前よりぐっと減っていきました。
仕事中にどこかにもたれかかることも、今では不自然に感じるほどになったそうです。
洗面台で顔を洗う時も、以前は前かがみがつらかったのに、今では下半身を使って支えられる感覚が出てきました。
身体が変わると、気持ちも変わります。
最初は「疲れにくい身体になりたい」という願いが中心でした。
でも少しずつ元気が戻ってくると、「もっときれいな姿勢になりたい」「下半身を引き締めたい」「ヒップアップしたい」という前向きな気持ちも出てきました。
不調をどうにかしたいところから、自分の身体をもっと好きになりたいという気持ちへ変わっていったのです。
ビフォーアフターの写真を見た時、その方は初回の頃の自分を思い出したそうです。
「あの頃は、肩も上がりにくかったし、足もすごくだるかったです。」
「写真で見ると、思っていた以上に変わっていて嬉しいです。」
後ろ姿の背中の変化や、お尻のラインの変化にも驚かれていました。
特別に毎回、背中やお尻だけを鍛えていたわけではありません。
その時々の不調に合わせて、足を整えたり、呼吸を整えたり、背中を動かしたり、必要なことを積み重ねてきました。
その積み重ねが、いつの間にか姿勢や動き、後ろ姿に表れていました。
「日々の積み重ねで、こんなに変わるんですね。」
「継続は力なりだと感じました。」
その言葉が、とても印象に残っています。
もし同じように、疲れやすさや足のだるさに悩んでいる方がいたら。
このお客さまの変化は、きっと大きな希望になると思います。
「年齢のせいかな。」
「仕事柄、仕方ないのかな。」
そう思っていた不調も、身体の使い方や呼吸、立ち方を知ることで、少しずつ変わっていくことがあります。
実際にその方も、足のだるさや疲れやすさがやわらぎ、忙しい日々の中でも自分の身体に目を向けられるようになっていきました。
だからこそ、この変化は、同じように頑張る女性にそっと届けたいものだと感じています。
今回のお客さまを見ていて、私が改めて感じたのは、身体の変化は決して見た目だけではないということです。
姿勢がきれいになることも、足が軽くなることも、もちろん大切です。
でもその奥には、仕事帰りに少し余裕が残ること。
ご飯を作ろうと思えること。
出かけることを楽しめること。
忙しい日でも、自分を見失わずにいられること。
そんな暮らしの変化があります。
身体が重いと、気持ちまで重たくなります。
でも身体が少し軽くなると、心にも小さな余白が生まれます。
その余白が、「もう少し自分を大切にしてみよう」という気持ちにつながっていくのだと思います。
このお客さまの変化は、派手な魔法のような変化ではありません。
一回一回、ご自身の身体に向き合いながら積み重ねてきた、静かで確かな変化です。
だからこそ、同じように悩んでいる方にも届いてほしいと思います。
「もう年齢だから仕方ない。」
「仕事柄、足がつらいのは当たり前。」
「疲れやすい自分は変わらない。」
もしそう思っている方がいたら、どうかそこで諦めないでください。
身体は、正しく向き合っていくことで少しずつ変わっていきます。
呼吸がしやすくなるだけで、気持ちが落ち着くことがあります。
足の使い方が変わるだけで、歩く時間がつらいものから整える時間に変わることがあります。
姿勢が整うことで、毎日の疲れ方が変わることもあります。
今のあなたのしんどさは、あなたの努力不足ではありません。
身体の声を聞くタイミングが来ているだけかもしれません。
まずは今の自分を責めるのではなく、「ここから変われるかもしれない」と優しく目を向けてあげてください。