Column
お役立ちコラム
100回で、ここまで変わった。 姿勢も、毎日も。
あるお客さまが、首から肩にかけてのつらさを抱えてご相談くださいました。
寝るときに横を向くだけでも肩に痛みを感じることがあり、肩甲骨の間にも重さを感じていたそうです。
座っていると自然に背中が丸まり、立っていても決まった方向へ体が傾きやすいことが気になっていました。
仕事を終えて家に帰る頃にはぐったりしてしまい、その後は何もする気になれない日々。
夜中に何度も目が覚めることもあり、眠っているはずなのに、体も気持ちも十分に休まらない状態が続いていました。
その方が一番悩んでいたのは、首から肩にかけてのコリでした。
「コリがなくなれば、すごく楽になると思う。」
その言葉からも、肩のつらさが毎日の過ごし方に大きく影響していたことが伝わってきました。
自分で体をほぐしてみても、思うように動きやすくならない部分もありました。
頑張っているのに変わらない。
自分の体が思うようにならない。
そんな感覚を抱えていると、体を変えることそのものが難しいことのように思えてしまいます。
以前からピラティスには興味があり、Instagramでスタジオを見つけたことをきっかけに、勇気を出して一歩を踏み出してくださいました。
それが、、、

1. 100回セッションのビフォーアフター!




最初から、体が大きく変わったわけではありません。
けれど、初めてのセッションを終えたあとには、体がすっきりして、首や肩が少し楽に感じられました。
セッション後は身近な人にイライラせず、気持ちに余裕を持って一日を過ごすこともできたそうです。
夜中に目を覚ます回数も少なくなり、体が整うことは、気持ちの余裕にもつながるのだと感じられた瞬間でした。
その後も、その日の体に合わせながら、全身を少しずつ動かしていきました。
すぐに大きな結果を求めるのではなく、肩の力を抜くことや、背中を伸ばすこと、足元から安定して立つことを、一つずつ体に覚えさせていきました。
写真を見たときに、足が以前よりまっすぐになっていることに気づき、日常生活の中でも同じ変化を感じられるようになりました。
目に見える変化を確認できたことは、その方にとって、とても嬉しい瞬間だったと思います。
続ける中では、すぐにできるようになった動きばかりではありませんでした。
苦手な動きや、なかなか変化を感じられない部分もありました。
それでも、自分の体を責めるのではなく、今の体に必要なことを一つずつ重ねていきました。
そして写真を見返すたびに、「こんなに変わっているなんてびっくりした。全然違う!」と、ご自身では気づかなかった変化にも出会うことができました。
その驚きが、もう少し続けてみようという希望へと変わっていきました。
セッションを重ねる中で、以前は一番の悩みだった肩こりを、日常でほとんど気にせず過ごせるようになりました。
寝ているときに肩が痛いと感じることも少なくなり、夜は気づけば朝まで眠れている日が増えていきました。
背もたれのない椅子でも、背中を丸めず、まっすぐ座りやすくなりました。
仕事を終えたあとの疲れはあっても、以前のように体がしんどくて何もできないという感覚は減っていきました。
以前は、横になるときの肩の痛みを気にしたり、夜中に何度も目を覚ましたり、足のだるさから座り込みたくなったりすることがありました。
今では、そうした不調のことを考える時間そのものが少なくなっています。
体が軽く感じられることで、家でも少し体を動かすようになり、軽い運動を自分から取り入れる変化も生まれました。
大きかったのは、見た目の変化だけではありません。
自分の体に少しずつ安心できるようになり、体は変わっていけるのだと思えるようになったことです。
長い時間をかけて変化してきたからこそ、ご本人には毎日の違いが分かりにくいこともありました。
それでも写真を並べて見ると、「徐々にだから自分ではわからないけど、結構変わっている」と驚かれていました。
そして、100回の節目にこれまでの写真を振り返ったときには、「2年でこんなにも変わるんだと実感。若返っていて嬉しい」と、笑顔で話してくださいました。
変化に驚いたこと。
体が楽になって安心したこと。
写真を見て嬉しくなったこと。
そして、これからの自分にも希望を持てたこと。
その一つひとつが、積み重ねてきた時間の中で得られた大切な変化です。
100回続けた先にあったのは、大きな変化だけではありませんでした。
整った体を、自分の日常の中で保てるようになったこと。
それこそが、このお客さまの一番大きな変化だったように感じます。
85回目の時点では、姿勢や動きにすでに大きな変化が見られていました。
そこから100回目までの時間は、さらに見た目を大きく変えるというよりも、これまで得てきた変化を日常の体として定着させていく時間でした。
写真だけを見ると、以前投稿させていただいた85回目から100回目までの変化は、初期ほど劇的には見えないかもしれません。
けれど、以前より整った姿勢を保ち、肩の力を抜き、足元から安定して立てていることは、決して小さな変化ではありません。
整えてもらわなければ保てない体から、自分で整えられる体へ。
少し期間が空いても、すぐにつらい状態へ戻らない体へ。
その方の体は、少しずつ次の段階へ進んでいました。
体づくりには、目に見えて変わる時期もあれば、その変化を自分のものにしていく時期もあります。
変化が大きく見えないときにも、体の中では、動き方や力の抜き方が静かに育っています。
その方にとって、100回目の写真は、単なるビフォーアフターではありません。
自分の体と向き合い続けてきた時間と、積み重ねてきた努力を残す、大切な一枚になったと思います。

運動を続けているのに、思うように体が変わらない。
肩や背中の重さ、疲れやすさ、姿勢の崩れに、自分の体はもう変わらないのかもしれないと感じている。
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、体の変化は、いつも大きく分かりやすく現れるわけではありません。
朝まで眠れたこと。
仕事のあとに少し余力が残っていたこと。
以前より楽に座れていたこと。
苦手だった動きが、今日は少しやりやすかったこと。
その小さな変化の一つひとつが、体が変わり始めているサインです。
もし同じように悩んでいる方がいらっしゃるなら、このお客さまの変化は、きっと一つの希望になると思います。
最初からうまくできなくても大丈夫です。
一度で大きく変わらなくても大丈夫です。
自分の体に気づき、小さな変化を重ねていくことで、体は少しずつ応えてくれます。
今の自分にできる小さな一歩から、ゆっくり始めてみてください。