Column
お役立ちコラム
痩せたいんじゃない。 姿勢を変えたかった。
あるお客さまが、こんな悩みを抱えていました。
きっかけは、写真に写ったご自身の姿でした。
当時、着付けを習っていたお客さま。
着物を着て写真を撮ってもらう機会が増えたことで、それまであまり意識していなかったご自身の姿勢が気になるようになったそうです。
写真に写った自分を見ると、思っていた以上に背中が丸く、首も前に出ていました。
「痩せるというより姿勢良くなりたいです。」
そう思うほど、見た目の姿勢はその方にとって大きな悩みになっていました。
姿勢だけではありませんでした。
肩はいつも重く感じやすく、ときには頭痛につながることもありました。
腰にも不安があり、椅子から立ち上がるときに痛みを感じることや、過去に何度か強い腰痛を経験したこともありました。
以前に比べて疲れやすさも感じていて、家のことを残したまま休んでしまう日もあったそうです。
年齢を重ねる中で、以前のようには頑張れないと感じることもありました。
首が痛くて病院を受診したことはありましたが、普段の運動習慣はほとんどありませんでした。
体を変えたい気持ちはあっても、何をどう始めればいいのか分からない状態だったのだと思います。
そんな中、写真を見て、このままではなく何とかしたいという気持ちが生まれました。
そこでピラティスにたどり着き、Instagramで当スタジオを知ったことが、ご来店のきっかけになりました。
それが、、、

1. 50回セッションのビフォーアフター!



ピラティスを始めてから、最初に感じられたのは大きな変化ではなく、日常の中にある小さな違いでした。
初回のあとには、「背が伸びた感じがあった。」と話してくださいました。
目線が少し高くなり、いつもの景色まで違って見えたそうです。
そして少しずつ、腰のつらさが楽に感じられる日が増えていきました。
肩の重さは残る時期がありながらも、肩こりからくる頭痛は以前ほど気にならなくなっていきました。
何より印象的だったのは、ご自身では気づきにくかった変化を、写真が教えてくれた瞬間です。
「自分では姿勢が良くなってきたなと思っていても、写真で見るとよくわかって嬉しい。」
そして、「後ろ姿が若返った!」と驚かれていました。
自分の体は本当に変わっているのだと、目で見て実感できた瞬間でした。
少しずつ積み重ねてきたことが形になって見えたことは、大きな嬉しさにつながったのだと思います。
その後も、体には少しずつ変化が重なっていきました。
以前は立ち上がるときに気になっていた腰痛も、普段は気にならない日が増えていきました。
「ここに通い始めてから、本当に腰の痛みは無くなった。」
そう話してくださいました。
肩こりからの頭痛についても、以前はつらいときに薬に頼ることがあったそうですが、「薬を飲むことは無くなった。」という変化がありました。
もちろん、忙しさや体調によって肩が重くなったり、一時的に腰が気になったりすることはあります。
それでも、以前のように不調だけに目が向くのではなく、自分の体の変化に気づきながら整えていけるようになってきました。
そして、変わったのは不調だけではありません。
以前より歩いても疲れにくくなり、歩くスピードが速くなった感覚が出てきました。
駅の階段も以前よりスムーズに上がれるようになり、日常の中でも階段を使ってみようという気持ちが生まれています。
たくさん歩いた日にも、「思ったほど疲れなかった。」と感じられることがありました。
以前は出かけること自体を億劫に感じることもあったそうですが、今では外出することが以前ほど苦痛ではなくなっています。
体が少し動きやすくなることで、行動まで少しずつ変わっていったのです。
体の感覚への気づきも増えました。
以前なら気づかなかった重心の偏りや、呼吸が止まりやすい瞬間にも、自分で気づけるようになってきました。
呼吸を整えたセッションのあとには、「呼吸の正解がわかった!」と驚かれたこともありました。
今まで分からなかった感覚が、自分の体を通して分かるようになる。
その一つひとつが、自分の体はまだ変わっていけるという希望につながっているように感じます。
そして、不調が以前ほど気にならない日が増えたことは、体に対する不安が少しずつ和らぐ安心にもつながっているのではないかと思います。

こちらのお客さまの変化を見ていて、改めて感じることがあります。
体が変わるというのは、見た目だけが変わることではありません。
朝起きたとき。
椅子から立ち上がるとき。
階段を上がるとき。
少し遠くまで出かけるとき。
そんな何気ない日常の中で、以前より少し楽かもしれないと感じられる瞬間が増えていくことも、大切な変化です。
そして、その変化に自分自身で気づけるようになることも、とても大きな一歩だと思います。
このお客さまも、最初からすべてが一気に変わったわけではありません。
肩が気になる時期もありましたし、生活が忙しく、思うように通えない時期もありました。
それでも、その時の体に合わせながら少しずつ続けてこられました。
だからこそ、写真を見て驚いたり、以前より歩けることに気づいたり、体が思うように動いたことを嬉しく感じたりする瞬間が生まれたのだと思います。
私自身も、体を整えることは、できないことを探すことではなく、できるようになったことに気づいていく時間でもあるのだと改めて感じました。
もし今、写真に写った自分の姿を見て少し落ち込んでいたり、肩こりや腰の重さをいつものこととして我慢していたりする方がいらっしゃるなら、このお客さまの変化はひとつの希望になると思います。
今まで運動をしてこなかったからといって、遅いわけではありません。
年齢を重ねたから、もう仕方がないと決めなくても大丈夫です。
最初から大きく変わろうとしなくてもいいと思います。
少し呼吸がしやすい。
今日は階段が楽だった。
写真を見たら、前より少し姿勢が違っていた。
そんな小さな変化が重なって、気づけば日常の感じ方まで変わっていることがあります。
もし今、自分の体が思うようにならないと感じているなら、まずは今の体を知るところから始めてみてください。
あなたの体にも、まだ気づいていない変わる力があるかもしれません。
「私も少しやってみようかな。」
そんな小さな気持ちを、どうか大切にしてみてください。