Column
お役立ちコラム
姿勢を良くしようと頑張るほど疲れる?ラクに姿勢を整えるために大切なこと
「猫背にならないように、胸を張らなきゃ。」
「お腹に力を入れて、背筋を伸ばさなきゃ。」
姿勢を良くしたいと思って、日頃からこんなふうに頑張っていませんか。
きれいな姿勢でいたいと思うことは、とても素敵なことです。
けれど、一日中姿勢を意識していると、夕方には肩や背中がガチガチになっていたり、なんだか呼吸まで浅くなっていたりすることがあります。
「ちゃんと姿勢を意識しているのに、どうしてこんなに疲れるんだろう。」
そんなふうに感じている方に、今日は少し知っておいていただきたいことがあります。
良い姿勢は、頑張って固め続けるものではありません
姿勢を良くしようとする時、つい「もっと力を入れなければ」と考えてしまう方は少なくありません。
猫背にならないように胸を張ったり、お腹をずっと固めたり、背筋を伸ばし続けたりすることも、そのひとつです。
一見するときれいに立てているように見えても、実は体のどこかが必要以上に頑張って支えていることがあります。
例えば、胸を張ろうとするあまり腰まで反ってしまえば、腰や背中には負担がかかりやすくなります。
お腹をずっと強く固めていれば、自然な呼吸がしづらくなり、肩や首まで力が入りやすくなることもあります。
良い姿勢を目指しているはずなのに、かえって体が疲れてしまうことがあるのは、このためです。
「崩れないこと」より「戻れること」
私が姿勢についてお伝えする時に大切にしているのは、「ずっと100点の姿勢でいようとしなくて大丈夫」ということです。
人の体は、そもそも一日中同じ姿勢でいるようにはできていません。
座ったり、立ったり、歩いたり、振り返ったり、何かに手を伸ばしたりしながら、私たちは常に少しずつ動いています。
だからこそ、大切なのは「絶対に姿勢を崩さないこと」ではありません。
少し崩れても、また自分にとってラクな位置へ戻ってこられることです。
私は、良い姿勢とは「崩れない姿勢」ではなく、「戻れる姿勢」だと考えています。
頑張らない方が自然に立てることもあります
セッションの後に、「姿勢を正そうとしていた時より、何も意識していない今の方が自然に立てる気がします」と言っていただくことがあります。
これは、無理やりきれいな形に体を当てはめたわけではありません。
体のバランスが少し整い、必要以上に力を入れなくても立ちやすい位置を感じられるようになった状態です。
姿勢を変えたい時ほど、「もっと頑張らなければ」と思ってしまうかもしれません。
けれど、今まで十分に頑張ってきた方に必要なのは、さらに力を足すことではなく、「どこに力が入りすぎているのかな」と自分の体に気づいてあげることかもしれません。
鏡を見る前に、自分の感覚を少し感じてみる
今日からできることとして、まずは姿勢の「見た目」だけを正そうとしないことから始めてみてください。
鏡を見ながら「もっと胸を張らないと」「もっとまっすぐ立たないと」と形を作る前に、自分がどんなふうに立っているのかを少し感じてみます。
「今、肩に力が入っていないかな。」
「お腹を固めすぎていないかな。」
「この姿勢で、ラクに呼吸ができているかな。」
正解を探すのではなく、自分の体から返ってくる感覚に少し目を向けてみるだけでも十分です。
姿勢を良くすることを、「頑張って作ること」から「自分の体を感じること」へ少し変えてみてください。
実際に体で感じてみたい方へ
今回のInstagramライブでは、姿勢を頑張りすぎてしまうと体の中で何が起こるのかについて、もう少し具体的にお話ししています。
また、鏡で見た目を確認する前に、自分にとってラクに呼吸できる位置を探してみる簡単な体験も一緒に行っています。
文章だけでは伝わりにくい「力を抜いた時の感覚」や、「頑張って立つこと」と「自然に立つこと」の違いは、ぜひ実際に体を動かしながら感じてみてください。
Instagramのライブアーカイブ「姿勢を良くしようと頑張るほど疲れる?」からご覧いただけます。
自分にとってラクな姿勢を知りたい方へ
「自分の場合は、どこに力が入りすぎているのか分からない。」
「力を抜くと、ただ姿勢が崩れてしまう気がする。」
「自分にとってラクに立てる位置を知りたい。」
そんな方もいらっしゃると思います。
体の使い方や、ラクに感じる位置は一人ひとり違うため、Maipilatesのセッションでは、その日の体の状態を確認しながら一緒に探していきます。
姿勢を良くするために、これ以上頑張る方法を増やすのではなく、今の自分の体を知るところから始めてみませんか。
ご質問や気になることがございましたら、LINEからお気軽にご相談ください。
体験レッスンについても、ホームページよりご覧いただけます。