Column
お役立ちコラム
「結構変わってる!」 姿勢の変化
あるお客さまが、こんな悩みを抱えていました。
姿勢を良くしたいという思いがありながら、日常では気づくと背中が丸くなってしまうことが気になっていたそうです。
家で座っているときや食事をしているときにも、「また丸まっているな」と感じることがありました。
座っている時間が続くと腰がつらくなることもあり、姿勢の悪さが腰の負担にもつながっているのではないかと感じていました。
さらに気になっていたのが、下半身でした。
上半身よりも下半身にボリュームがつきやすい感覚があり、特にふくらはぎをすっきりさせたいという思いがありました。
足にはいつも重さを感じていて、むくみも気になっていました。
洋服を着るときや、お風呂に入ったときにも下半身が目に入り、気になってしまうことがあったそうです。
当時は長い丈のパンツを選ぶことが多く、「短い丈のものも着たい」という気持ちもありました。
身体を変えたいと思って、これまでジムに行ったこともありました。
けれど、運動そのものに苦手意識があり、なかなか続かなかったそうです。
変わりたい気持ちはあるのに、続けることが難しい。
姿勢も整えたいし、身体のラインも変えたいけれど、何をしたら自分に合うのかわからない。
そんな中で、姿勢改善をきっかけにピラティスを調べ、ホームページからMaipilatesを見つけてくださいました。
ピラティス自体も、その方にとっては初めての経験でした。
最初にお話を伺ったときには、「見た目が良くなればモチベーションも上がるし、疲れにくくなると思う」と話してくださいました。
身体の見た目を変えたいという思いの奥には、もっと軽やかに過ごしたいという願いもあったのだと思います。
それが、、、

1. 35回セッションのビフォーアフター!



最初のセッションを終えたあと、その方が感じたのは身体の軽さでした。
ただ、一度ですべてが変わったわけではありません。
しばらくすると、「だんだん戻ってきて、今は元の状態な感じがする」と話されていた時期もありました。
身体は、その日の疲れや生活によって揺れ動きます。
肩や背中が固まっているように感じる日もあれば、ふくらはぎの硬さが気になる日もありました。
首や肩がつらい日や、自分ではまっすぐ立っているつもりでも、片側に体重が寄っているように感じる日もありました。
それでも、そのときの身体に合わせて少しずつ向き合うことを続けていかれました。
すぐに結果を求めるのではなく、身体が軽くなる感覚や、動きやすくなる感覚をひとつずつ重ねていきました。
続けていく中で、少しずつ変化が見えるようになりました。
ビフォーアフターの写真を見たときには、肩まわりが以前よりまっすぐになっていることに気づき、「姿勢が変わってて嬉しい」と話してくださいました。
しかも、その変化は写真の中だけではありませんでした。
肩まわりが以前よりまっすぐになった感覚は、普段の生活の中でも感じていたそうです。
さらに時間が経ってから写真を比べたときには、「結構変わっている」と、ご自身でも驚かれていました。
これは、とても嬉しい瞬間でした。
自分では毎日見ている身体だからこそ、小さな変化にはなかなか気づけないことがあります。
けれど、以前の自分と並べてみたときに、「ちゃんと変わっている」と気づけることがあります。
立ったときに片側へ体重がかかっている感覚があった日にも、身体を動かしたあとは「真っ直ぐに立てている」と感じられるようになりました。
首の位置がわからなくなったり、背中が丸まっているように感じたりする時期があっても、セッションのあとには姿勢がまっすぐになった感覚を何度も感じられています。
足の重だるさやむくみが気になった日にも、身体を動かしたあとには軽さを感じられることがありました。
身体を整えたあとに動いてみることで、「さっきより動きやすい」という違いにも気づけるようになっていきました。
身体はいつも同じ状態ではないからこそ、崩れない身体を目指すのではなく、今の自分の状態に気づき、また整えていくことが大切なのかもしれません。
以前より姿勢がまっすぐになった自分を見つけられること。
身体が軽くなった瞬間に気づけること。
調子が崩れたときにも、また整えていける感覚を知っていること。
そんな小さな積み重ねも、日常の安心につながっていくのだと思います。
そして今も、「この姿勢をキープしていきたい」「腕や足やお尻などもスッキリさせたい」と、次の目標を持って身体と向き合ってくださっています。
最初は、運動が続かないことに悩んでいたその方が、今では自分の身体の変化を感じながら、その先を見られるようになっています。
そこに、身体だけではない大きな変化を感じます。

こちらのお客さまを見ていて改めて感じたのは、身体が変わるということは、一直線に良くなり続けることではないということです。
姿勢が整ってきても、忙しい日が続けば肩が丸まっているように感じることがあります。
身体が軽くなっても、また重だるさを感じる日もあります。
そんなときに、「また戻ってしまった」と落ち込むのではなく、今の身体に気づいて、もう一度整えていくことができる。
それも、身体と上手につき合っていくための大切な変化なのだと思います。
そして何より印象に残っているのは、写真を見たときのお客さまの嬉しそうな反応です。
「姿勢が変わってて嬉しい。」
「結構変わっている。」
ご自身が変化に気づいた瞬間は、私にとってもとても嬉しい時間でした。
変化は、ある日突然やってきたものではありません。
その日の身体と向き合いながら、少しずつ積み重ねてこられた時間がありました。
だからこそ、ご自身で『変わっている』と気づけた瞬間が、私もとても嬉しかったです。
運動を始めても、なかなか続かない。
姿勢を良くしたいけれど、気づけばまた背中が丸まっている。
下半身のラインやむくみが気になって、着たい洋服を少し避けてしまう。
そんな方がいらっしゃるなら、このお客さまの変化は、ひとつの希望になるのではないでしょうか。
最初から頑張れる人でなくても大丈夫です。
すぐに大きく変わらなくても大丈夫です。
身体が少し軽くなった。
昨日より少しまっすぐ立てた気がする。
写真を見たら、以前の自分とは少し違っていた。
そんな小さな変化が重なった先に、「私の身体も変わっていけるかもしれない」と感じられる瞬間があります。
今の身体に自信がなくても、できることからひとつずつ始めてみてください。
今日の小さな一歩が、これからの自分を少し好きになれるきっかけになるかもしれません。